施工工程

• - 施 工 -

  

  

  埼玉県さいたま市の耐震補強のリフォーム事例をご紹介します。築30年以上の木造2階建の一軒家です。地震対策として、耐震補強と内装の修繕（リフォーム）をご依頼いただきました。耐震補強個所は、１階、２階の天井裏へ火打金物設置、壁へ筋交い入れ、天井裏へブレース設置となります。また、内装修繕は、6畳和室、8畳和室、6帖洋室、4.5帖洋室、10帖リビングとなります。天井、内壁、床の造り直し、壁紙の張り替え、襖の張り替え等新築同様綺麗に造り直します。
  まずは、6帖和室から仕掛かります。
  

  - 施 工 -

  

  

  2階の6畳和室のため、天井を解体すると屋根裏が見えてきました。梁や柱はしっかりしていますが、やはり火打金物や各金物がありませんね。
  

  - 施 工 -

  

  

  写真の隅（梁のつなぎ目）に金物が見えますか。あれが、火打金物です。構造計算と経験から必要な個所に火打金物を設置していきます。
  

  - 施 工 -

  

  

  天井裏に入って、各部屋の裏を覗くと勿論金物がないので、全部屋の屋根裏に必要な金物を設置しました。屋根裏は狭いので、一苦労です。
  

  - 施 工 -

  

  

  ご覧の通り、屋根裏にも係わらず断熱材も入っていなかったため、全室屋根裏に断熱材を敷きました。断熱材を入れることで、夏は涼しく、冬は暖かくなりますので快適に暮らせます。
  

  - 施 工 -

  

  

  火打金物だけでも耐震効果は期待できるのですが、家全体を揺れを抑えるためにブレースを設置しました。写真のグレーの十字に金物が入っているのが分かると思います、これがブレースです。各部屋の天井裏に設置しました。これで安心！
  

  - 施 工 -

  

  

  続いて、2階の居室の床下（1階の天井裏）を覗いてみます。ここにも火打金物を入れていきます。
  

  - 施 工 -

  

  

  床下の補強が完了したら、壁の補強です。筋交いを入れられる個所は最大限入れました。耐震補強で一番効果があるのは、筋交いです。但し、筋交いを入れるのは壁を解体（時には天井や床の解体を要する）しますので、コスト増になってしまいます。当社は他社に比べ、非常に安いと言われますが、それでもコスト増になることに変わりありません。御見積は無料なので、まずはご相談ください。
  

  - 施 工 -

  

  

  床にはコンパネを張り、畳を入れれば床は完了です。
  

  - 施 工 -

  

  

  壁は、耐震合板を張り、壁紙張り用のパテを塗っておきます。
  

  - 施 工 -

  

  

  天井は、天井板を張っていきます。6畳一間の天井板交換でしたら6万円～8万円で請け賜わっています。
  

  - 施 工 -

  

  

  綺麗になりましたね。天井が明るくなると部屋が明るくなりますので、気持ちも明るくなりますよね。
  

  - 施 工 -

  

  

  壁に和室用の壁紙を張って6畳和室の施工完了です。
  

  - 完 成 -

  

  

  襖も張り替え、畳が入ったので新築同様の部屋になりました。お客さまもあまりの変わり様にとても驚いていました。この笑顔がたまらないんですよね。

• - 施 工 -

  

  

  次は、4.5帖の洋室のリフォームです。天井裏や床下の施工は、6畳和室と同様でこの部屋の施工の特長は、内壁と天井、床を全て解体し造り直すところにあります。
  

  - 施 工 -

  

  

  内壁を解体するとご覧の通り、木部が見えてきました。
  

  - 施 工 -

  

  

  床も解体すると、根太や大引きが見えますね。根太や大引きはしっかりしているので、造り直す必要はありません。しっかりしている個所は、無駄に施工はしません。
  

  - 施 工 -

  

  

  壁に耐震合板を張っていき、パテを塗って下地処理完了です。
  

  - 完 成 -

  

  

  床にはさくらの無垢材を敷いて、壁と天井には洋室用壁紙を貼って施工完了です。この部屋は納戸として使っていたのですが、とても快適に暮らせる空間になったので、寝室として使うことになったようです。
  当部屋同様、10帖のリビングや6帖洋室のリフォーム、トイレの壁紙張り替え、瓦（棟）の積み直し等行い、安心して暮らせる家造り（リフォーム）をしました。約30日かかりましたが、他社と比べて30%~50%も安く、丁寧な施工に本当に驚かれていました。