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2016 04

日照、日影、日射、採光について教えてください。

春秋分が1年で一番可照時間が長く、12時間となります。真東から昇り真西に沈みます。

建築物の日影は、冬至を基準にして行います。

大気透過率は、大気層の清澄の程度を表し、値が大きいほど大気は清澄であり、夏期より冬期の方が大きくなります。つまり、冬の方が澄んだ空気ということですね。

夏期における冷房負荷を減らすためには、東西面採光より南面採光の方が効果的です。夏場、南面からの光を防ぐことで、冷房負荷を減らし節電にもなります。ぜひお試しください。

ちなみに、北向きの鉛直壁面には、秋分から春分までの6ヶ月間、日が当たりません。

同じ形、面積、材質を有する窓の場合、天窓は側窓より採光上有利となります。

水平ルーバーやブラインドは、室内の照度を均一化する効果があります。ブラインドに光が反射して部屋中が同じ明るさになります。